IrisSeedの由来

初めに、IrisSeedという名称は、皆様が一度は耳にしたことのあるアイリスの花に由来しています。このアイリスの花言葉には、「希望」「信じる心」「思いやり」といったポジティブな意味が込められています。私たちの団体は、『誰かの希望の種』として、希望や信じる心、思いやりを最初の「種」となることで、IrisSeedに関わる人々が希望や信じる心を持つことで、その人のアイリスの花が咲くと考えています。もちろん、花が咲くまでの過程において水や栄養を与えることも重要ですが、「種がなければ花は咲かない」というように、きっかけがなければ希望や信じる心を持つことはできません。このような思いを込めて、IrisSeedという名称を選びました。

IrisSeed設立のきっかけ


IrisSeed設立時メンバーは過去に状況や内容は違えどさまざまな過去を背負っております。
その過去というのは、"貧困,,"虐待,,"ネグレクト,,
"イジメ,,"売春,,"自殺未遂,,などニュースなどでよく聞くものです。
今となっては笑い話ですが、「あの時はこうだったな」や「こうゆう事もされてたわ」とぼくたちも大人になり打ち明けたり出来るようになりました。
当時は皆んな、逃げる場所もそうですが、心のよりどころを探していました。
家に帰れば拷問に近い虐待をされ、お風呂や洗濯も2週間に1度あるかないか、食べるものもなく用意されたとしても黄色く何週間前に作ったか分からないご飯を食べる日々、学校に行けばいじめられる毎日。目標を失い薬物に逃げてしまったり、その中で周りの大人に頼って相談をしても見て見ぬふり、そもそも見ようとはしてくれない。上辺だけの言葉であしらわれる。
そこでわたしたちがいきついたのは
"食べるものがないなら盗もう,,
"生きていくのに必要なお金がないのなら自分の体を売って生きていこう,,
"誰も私たちの話しを聞いてくれないのなら心を閉ざそうと,,
そして、最終的にたどりついた結論は、"行政や大人は誰も信用できない" 
大人になって考えるとまた違う選択肢があったのかなと考えることもあります。
ですが、5歳〜18歳くらいの何事も知らない子が思いつく"解決方法"は1つや2つくらいしかないと思います。その数少ない解決方法には、警察や学校の先生
周りの大人たちに相談もしくはその人たちがいる場所に逃げる。だけどそこに行っても子供の言うことだからと言って相手にされなく家に返されたり、相談をしても僕たちが求めてる言葉が返ってこなかったりと。
では、子供達や助けを求めている人はどこに逃げればいいんでしょうか?子供が周りを頼ろうとするのは甘えですか?最後のとりでである、行政や児童相談所もそうです。あなたたちが何かしらの行動を起こしてくれなかったらその子たちはどうなるんでしょうか?
今現在の行政や児童相談所などが全く機能していないと決めつけるつもりはありません。ただ、私たちが今まで出会ってきた子はみんな口をそろえて言っていたのは、周りの大人はもちろん児童相談所や行政に相談しても追い返されたや真剣に取り合ってくれないなど。そして、最悪のケースに至った時だけ「もっと相談してくれれば良かったのに」「このくらいですんで良かったね」など無責任なその場しのぎの言葉を並べるだけ並べて、ただでさえ傷付いているのにその言葉でまた傷ついてそんな子たちを私たちは何人もみてきました。というようにIrisSeedのメンバーや今まで関わって来た人たちは皆、背負ってきたものは違えど、社会や周りの大人たちに疑問を抱いて今まで生きてきました。だからこそ"いつでも逃げられる場所=帰ってこられる場所,,そうゆう場所があっても良いのではないでしょうか?これが
IrisSeed設立のキッカケです。
同じ経験や境遇がある私たちだからこそ、その気持ちが痛いほどわかります。だからこそ、私たちIrisSeedは誰一人見放したり、ひとりにはさせません。
おなかが減ってるなら一緒にご飯を食べて、家に帰りたくないのならその気になるまでIrisSeedに居ればいいし、相談したいと言われたら、1日でも2日でも相談に乗り、助けてと言われたらいつでも助けにいく!
これこそが、当時の私たちが探していた"心のよりどころ,,
"逃げ場所,,そして、"ただいま,,と言われたら"おかえり,,といつでも迎えてあげられる場所、それがIrisSeedという団体です。
しかし現状、資金の問題や法律、各機関との協議など
実現には程遠い状態です。だからといって今何もしないという事ではなく、IrisSeedが今現在できる事を手の届く範囲で活動して行きます。

活動内容・今後の活動予定

活動内容

  • SNSを活用した24時間対応型相談支援



今後の活動予定

  • 高校生までを対象とした無料散髪サービス


  • フードバンク


  • 緊急時の食品ボックス提供


  • ひとり親世帯及び生活困窮世帯の児童への無料駄菓子券の配布


  • 24時間365日対応の駆け込み寺


  • 地域の高齢者、障害者の方の見守り活動


  • 福祉施設等の清掃活動